令和8年度 愛知上組門徒総代会・総会及び第1回研修会が開催されました

令和8年5月23日、ラポール秦荘いきいきセンターを会所として、愛知上組門徒総代会・総会及び第1回研修会が開催されました。

開会にあたり、正覚寺・能田ご住職のご調声のもと、参会者一同で「らいはいのうた」のおつとめをいたしました。続いて、組長、部門長、会長よりそれぞれご挨拶をいただき、その後、会所紹介として正覚寺(蚊野)についての紹介がありました。

正覚寺は、寺伝によれば奈良時代に行基によって開基されたと伝えられています。当初は天台宗の頓教寺でしたが、1504年(永正4年)7月に天台宗から浄土真宗へ転宗されました。また、1680年(延宝8年)11月5日には、本願寺より木仏・阿弥陀如来立像が下付されています。

現在の能田ご住職は、さまざまな行事や催しを通して、老若男女を問わず多くの方がお寺を訪れるきっかけづくりに取り組まれています。地域に開かれたお寺として、親しみやすく、足を運びやすい場となるよう工夫されている様子が紹介されました。

その後、総会に入り、決算報告、役員改選、活動計画などについて審議が行われました。各議案について確認がなされ、今後の活動に向けて、門徒総代会としての歩みを改めて確かめる機会となりました。

休憩をはさんだ後、第1回研修会が行われました。

研修会では、神崎組・弘誓寺住職であり、本願寺派布教使である那須野浄英師をお迎えし、ご法話を聴聞させていただきました。

ご法話では、『教行信証』の中に引用されている法然聖人の「三選の文」をご讃題として、法然聖人のおいたちや、仏門に入られることとなった悲しいご縁についてお話しくださいました。法然聖人は、すべてのお経を三度読まれたという逸話があるほど、たいへん学識に優れた方であったことも紹介されました。

また、浄土教とは「浄土に生まれる教え」であることを示されながら、道綽禅師、親鸞聖人のお示しにふれ、仏さまのおはたらきについて丁寧にお話しくださいました。

那須野師は、「お寺に何をしに来たのか」と問いかけられました。「仏教の話を聞きに来た」というだけでは十分ではなく、仏教の目的は何かをたずねていくことが大切であると示されました。そして、仏教の目的は「抜苦与楽」、すなわち苦しみを抜き、まことの楽を与えることであるとお話しくださいました。

さらに、「わかった」「わからない」と分別している私たちの心そのものが煩悩であることを示されました。お念仏を申すということは、私の力で仏になるのではなく、阿弥陀仏という仏さまがこの私を動かし、浄土に生まれさせ、仏にしてくださるおはたらきであると、深く味わわせていただきました。

また、年回法要についてもお話がありました。年回は、往生された方からいただいたご縁であり、往生された方が私に手を合わせさせてくださっている、仏法を聞くご縁を残してくださっているのだと示されました。

仏法を聞くということは、浄土に生まれさせていただくこと、そして仏にならせていただくことを聞かせていただくことであります。法要や法事は、亡き方への単なる追善ではなく、阿弥陀さまのおはたらきに出遇わせていただく「お礼のつどい」であることを、那須野師のご法話を通して味わわせていただきました。

今回の総会及び研修会を通して、門徒総代としての役割を確認するとともに、お念仏のみ教えを聞かせていただく尊いご縁となりました。

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